2009.5.22
第4回ミニ・プラッツ+市民とメディア研究会 あくせす 7月勉強会
「地域社会をつなぐ当事者的メディア実践の試み」
市民とメディア研究会 あくせす 7月勉強会を、ミニ・プラッツとして開催することになりました。メル・プラッツ運営メンバーの小川明子さんと伊藤昌亮さんが、話題提供者として発表します。
■日時:2009年7月3日(金)18:30〜20:15
■場所:喫茶 エーデルワイス2階
名古屋市東区東桜1-10-1 電話 052-971-4080
セントラルパーク地下街5B出入り口前(ジャズ喫茶ユリの東隣です)
1階は一般席です。2階を借り切って行います。
■話題提供者:
【小川明子】
1972年名古屋生まれ名古屋育ち。名古屋大学文学部,中部日本放送アナウンサーを経て、大学院でメディア論を学ぶ。修士論文は「テレビとローカル・アイデンティティ?北海道・東海地方を例に」。その後愛知淑徳大学現代社会学部専任講師、現在、同准教授。
大学院時代の仲間たちと、メディア表現とリテラシーについて考える「メル・プラッツ」「ローカルの不思議」の活動も行っている。
共著書に『私の愛した地球博』(リベルタ出版)『都市の暮らしの民俗学?』(吉川弘文館)『メディア・リテラシーの道具箱』(東京大学出版会)『非営利放送とは何か』(ミネルヴァ書房)など。
【伊藤昌亮】
1961年栃木県生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。日本アイビーエム株式会社で開発企画、ソフトバンククリエイティブ株式会社で書籍編集部編集長などを務めたのち、2009年より愛知淑徳大学現代社会学部准教授。
共著書に『コミュナルなケータイ』(岩波書店)、『よくわかるメディア・スタディーズ』(ミネルヴァ書房), 『路上のエスノグラフィー』(せりか書房)、『変革の世紀(1)市民・組織・英知』(NHK出版)など、共訳書に『古いメディアが新しかった時』(新曜社)など。
◇ ◇ ◇
自動車産業を中心とした東海地方の製造業は、90年以降、多くの外国人を労働者として受け入れてきました。しかし、中には短期雇用で町を去ってしまう労働者も多い状況のなかで、同じ地域に暮らしていても 彼らが何を思い、どんな生活を送っているのか、かいま見る機会はほとんどないままです。私たちがmediaexprimoプロジェクトとともに行った『メディア・コンテ』では、だからこそ、そうした親たちとともに日本にやってきた外国籍の子どもたちに写真と声で映像ストーリーを作ってもらいました。普通、私たちが映像を作るというのは、何か「特別なこと」であることが多いと思います。運動会であったり、旅行であったり。でも今回はそうではありません。「通学路」「わが家の宝物」「やっかいなこと」といった日常にこだわったテーマです。
大学生たちは、私たちと変わらない子どもたちの日常生活の描写の中に、「少しでもいい職業につくために、妹には高校に行ってほしい」「一生懸命働いてくれる両親のためにいい娘になりたい」なんていう子どもたちの声を敏感に見つけ出し、驚き、それが意味することが何なのか必死で聞き出しながら一緒にストーリーを編みあげていきました。そのプロセスは、恵まれた環境にある大学生たちにとっても、なぜ自分たちが学ぶか、将来どうするのかを考えることにもつながっていったのです。映像を作った子どもたちも、 身の回りをあらためてカメラで探り、 思いを整理して大学生という他者に語ることで、自分の将来や方向性について少なからず考えたようです。そういう意味では、映像を作った外国籍の子どもたちも、それを手伝った大学生たちも、互いが触媒になりながら作り上げた、共同のストーリーだといえるかもしれません。
こうしてでき上がった「映像」は、私たちが普段目にする映像とは、見た目も、そのプロセスも背景も意味も異なります。互いの日常に介入し、ともにストーリーを作り上げるという経験は、簡単に言葉では表し得ない相手への深い共感をもたらしました。
今回は、こうした実践を媒介に、地域社会、とくに東海地方のなかのメディアのありかたについて、みなさんとディスカッションしてみたいと思っています。
■その他:ドリンク代(400円程度)をお願いします。
終了後、2次会を予定しています。
2009.5.12
テレビ朝日「第16回テレビ塾」
テレビ朝日の佐久間丈嗣さんから、「第16回テレビ塾」のお知らせをいただきました。
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「テレビ局 マーケティングの仕事」
〜「視聴率って?」「視聴者の声を番組に活かすノウハウとは?〜
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今回は、編成部マーケティング班のスタッフが、視聴率の根本的な説明から、タレント好感度などのいろいろなテレビ朝日独自の調査、そして番組へのフィードバックなどについて語ります!
■日時:5月28日(木)16時〜17時30分(予定)
■ウェブサイト:http://www.tv-asahi.co.jp/hq/tour/index.html
※下のチラシのPDFデータ(約350KB)をご覧いただけます。
ダウンロードは【こちら】。
2009.5.9
日本記号学会第29回大会
運営メンバーの水島久光さんが、記号学会の大会の実行委員長をつとめます。学会員でない方にもご参加いただけます。
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「いのちとからだのコミュニケーション −医療と記号学の対話」
2009 年5 月16 日( 土)〜17 日( 日)
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報道やメディアで取り上げられない日はないくらいに、今日「医療」は切実な問題を提起しつづけています。もちろん論点は多岐にわたっており、単純化することは危険です。しかしそれらの背景には、どうも私たちの「身体(からだ)や生命(いのち)」をめぐる解釈やコミュニケーションの大きな変化が見え隠れしているように思えます。現在、医療の現場では、数々の図像表現や言葉、コミュニケーション・システムが診断・治療を支えています−−「意味の科学」である記号学・記号論はまずこの点に注目します。そこから、先端医療の現場が今何を考えているのか、人文知の様々な立場との「対話」のチャンスを開いていきたいと考えています。
■会場:東海大学伊勢原校舎一号館(医学部棟)2階講堂Bほか
■参加費:(資料代)1,000円
■問い合わせ、参加申込:日本記号学会第29 回大会実行委員会
Email jass2009taikai@yahoo.co.jp
〒259-1292 神奈川県平塚市北金目1117
東海大学文学部広報メディア学科事務室
TEL 0463 (58) 1211 ( 内線3158) FAX 0463 (58) 7880
○くわしくは、ホームページをごらんください。
http://www.jassweb.jp/2009/04/29.html
2009.5.1
第73回国語メディア研究会(2009年5月)
中村純子さんから、5月の国語メディア研究会のお知らせです。
■テーマ:『携帯に依存する子どものキモチ 〜友人作りもネットいじめも〜』
■講師:渡辺真由子氏
メディアジャーナリスト・慶應大学非常勤講師
■日時:2009年5月30日(土) 午後5時30分〜
■場所:川崎市高津市民館第5会議室
(南武線・田園都市線「溝の口」駅前 丸井上11階)
■参加費:1000円 ※予約不要、当日参加歓迎
大阪府の公立学校ではケータイ電話持ち込み禁止が打ち出され、全国の公立校でケータイの指導がどうなされているかが、話題になっております。
本会では昨年12月に(財)民事法務協会の田島和彦氏にネット社会で子ども達に起きていることの実態や子どもを加害者にも被害者にもさせない具体的な安全策について伺いました。
今月は、渡辺真由子氏をお招きし、引き続きこの問題について、皆様と一緒に考えてまいります。
渡辺氏はテレビ朝日系報道記者・ディレクターを経て、カナダのサイモンフレイザー大学に留学され、現在、慶應大学非常勤講師、メディア・ジャーナリストとしてご活躍です。
昨年夏にミネルヴァ書房より『大人が知らない ネットいじめの真実』を出版され、全国で講演活動をなさっておられます。
本会ではカナダの留学から戻られてすぐの2007年1月に「コンピューター・リテラシー」と題して、ネットいじめや性犯罪をめぐるカナダの現状についてお話を伺いました。今回は、日本のネットやケータイの問題の現状を、ネットいじめの背後にある「子どもの気持ち」によりそって、ご講演いただきます。
こちらに渡辺氏のブログをご紹介させていただきます。是非、ご覧下さい。
◇渡辺真由子のメディア・リテラシー評論2009
時事問題や芸能ニュース、広告表現を、メディア・リテラシーの観点から辛口批評。
http://mediaw.cocolog-nifty.com/blog/
『携帯に依存する子どものキモチ 〜友人作りもネットいじめも〜』
携帯電話は、いまや子どもたちが友人関係を構築・維持するのに必要不可欠な存在になっています。子どもがコミュニケー ションを携帯に頼る理由は何なのでしょうか。「プロフ」に次いで新たに注目すべきコミュニケーション・サイトを分析しな がら、子どもの気持ちを探ります。
一方、携帯は友人関係を破壊する道具にもなり得ます。拙著『大人が知らない ネットいじめの真実』の刊行後は、多くの 親・教師・子どもたちから反響を頂きました。それらの声を紹介しながら、ネットいじめ防止に向けた道徳教育のあり方を考 えます。